【レシピ付き】新春の料理vol.2米の衣を付けて揚げた伝助穴子の俵見立て
高槻市で日本料理店『天神町むら田』を営む村田 啓さんは、今回が初めての発表。五穀豊穣や富の象徴とされる米俵をモチーフにした、新春の蓋物を披露しました。伝助穴子は骨切りにし、ネギをくるむと、俵型に。ライスパフを衣にして揚げる工夫が注目を集めました。蓋を開けると目に飛び込んでくるのは、鮮やかな菊菜あんの緑。皮ごと蒸し焼きにした小カブの滋味深さも好評でした。
※大阪料理会 公式サイトhttps://osakaryourikai.com/
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村田 啓さん(大阪・高槻|『天神町むら田』店主)
1986年、大阪府高槻市生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、京都の名店『露庵 菊乃井』で2年修業。調理師学校在学中にバイトをしていた大阪『鮨む田』に入り、4年間、寿司屋の仕事を学ぶ。『柏屋 大阪千里山』で6年研鑽を積んで、2020年に地元で『天神町むら田』を開業。大阪料理会には2024年9月から参加している。「諸先輩の仕事や発想を学びたい」と話す、謙虚で真面目な人柄。
『天神町むら田』村田 啓さん作・伝助穴子俵揚げ 小蕪蒸焼き 菊菜あん
テーマが新春ということで、五穀豊穣や富の象徴である俵をモチーフにしました。穴子で白ネギを巻いて俵のような形にし、ライスパフを付けて揚げています。もち米に圧力を加えて加熱し、減圧することで膨らませた「リ・スフレ」という市販品を使っています。
小カブは皮ごと蒸し焼きにして、塩味だけ付けています。菊菜のあんが思いのほか発色よく仕上がったので、蓋付きの器に盛りました。開けた時に「わっキレイ!」と思っていただけたら嬉しいです。
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