【レシピ付き】サゴシの味噌漬に添えた、ビーツ酢味噌の加減が秀逸!
ビビッドな赤紫色といい、土っぽい風味といい、ビーツを和食に使うのは意外と難しいもの。西天満『割烹くぼた』店主の久保田 博さんは、白味噌でほどよくクセを抑えた酢味噌を考案しました。大阪料理会きっての釣り名人とあって、主役は大阪湾で自ら釣り上げたサゴシ。味噌漬にしてから、レア感を残して低温加熱しています。2カン盛りの1カンには青リンゴをまとわせ、茹で落花生で食感を添えて。ビーツ酢味噌で色鮮やかに仕上げています。
※大阪料理会 公式サイトhttps://osakaryourikai.com/
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久保田 博さん(大阪・西天満|『割烹くぼた』店主)
1977年、熊本県球磨(くま)郡生まれ。北新地『味菜(あじさい)』で3年の修業を経て、オランダの『ホテル オークラ アムステルダム』、東京や西宮の和食店で腕をふるう。再び『味菜』に戻り、2010年、『割烹くぼた』を開店。九州の食材を大阪料理会で紹介するなど故郷愛あふれる人情家。大阪料理会きっての釣りキチとしても知られる。
『割烹くぼた』久保田 博さん作・大阪湾サゴシのビーツ酢味噌添え
12月はクリスマスがあるので、ビーツで華やかな一品を作りたいなと思って。土臭い風味をある程度抑えないと和食には向かないので、丸ごと蒸してからピューレにして、酢味噌にしてみました。

独特のクセが和らいで、意外と万能な味になったんですよ。野菜にも肉にも合うと思いますが、今回は味噌漬にして少しクセを抑えたサゴシで一体感を持たせました。焼物ではなく、コースの合間の一品や八寸の一つとしてお出ししたいなと思って、低温でレアに火入れしています。
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