【レシピ付き】真っ白なトウモロコシのソースでいただく冷製の豆乳茶碗蒸し
2025年は7月19日、31日と土用の丑の日が2回あります。「ニの丑」と呼ばれる31日の前日が大阪料理会の開催日とあって、枚方市の『天の川なかなか』の岡本正樹さんは、テーマ食材の夏野菜に鰻を合わせ、冷やし茶碗蒸しを披露しました。「台付きのガラスの器に入れてスチコンで一度に何個の茶碗蒸しができるか。白トウモロコシの色を生かすため、いかに薄い色の自家製かえしを作るか、というのが課題でした」。アイデアマンらしい岡本さんの発表に会員は興味津々でした。
※大阪料理会 公式サイトhttps://osakaryourikai.com/
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岡本正樹さん(大阪・枚方|『天の川なかなか』店主)
1961年、大阪生まれ。叔父の串揚げ店『串一』を引き継ぎ、開業。構想10年を経て、2004年、古民家を移築、再利用して『天の川なかなか』をオープンする。独学で磨いた和食の腕と発想を生かした、独創的なコースを提供し、評判に。自家菜園で野菜を育てたり、卓上の炊飯釜をデザインしたりと、フットワークが軽い。大阪料理会では、意想外の提案をするアイデアマンとして目されている。
『天の川なかなか』岡本正樹さん作・白玉蜀黍と鰻の豆乳冷やし茶碗蒸し
テーマ食材が夏野菜ということで、今回は冷たい豆乳の茶碗蒸しに白トウモロコシのソースを重ねています。大阪料理会の開催日の翌日が土用の丑の日だったので、茶碗蒸しの中にも、ソースとの間にも鰻を潜ませています。
真っ白ですきっとした見た目に仕上げたかったので、鰻や白瓜の昆布茶漬けなどの具をあえてソースの下に隠しました。ソースの上には、ヒガシマル醤油の淡口醤油で漬けた実山椒を一粒のせ、食用花のペンタスと、青楓を添えています。食べ進めると、鰻や白瓜が出てくるという仕掛けです(笑)。
ガラスの台の中には氷と、うちで栽培しているウォータークローバーを一つ入れました。必ず四つ葉が付くクローバーなので、「幸せになりますように」というメッセージを込めています。
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