東京『香嵐』五十嵐大輔さんに聞く【5問5答】
蕎麦の名店や『銀座小十』、『銀座奥田』で経験を積んだ後、2021年に銀座で日本料理『香嵐』をオープンした五十嵐大輔さん。茶懐石を重んじる姿勢や、食材選びのこだわりが伺える五問五答です。
文:瀬川 慧 / 撮影:大山裕平
修業先以外で、尊敬している料理人はいますか。
素晴らしい大御所の方はたくさんいらっしゃいますが、近しいところでいえば、東京・新橋の鮨店『新ばし しみづ』のご主人・清水邦浩さんです。昔からお世話になっている方ですが、美味しさにすごくこだわっていながら、それを見せることなく、さらっとお出ししている。「別に何も特別なことはやっていませんよ」という、その対応に憧れますね。力を抜いてやっているようで、お鮨を食べるとそのすごさが伝わってきます。コハダなどの〆ものがバチッと決まっていて、それでいて自然な味。技術のすごい人はたくさんいますが、僕は清水さんの人間性に惹かれます。
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