京都『よこい』横井裕史さんに聞く【5問5答】
京料理の名店などで計18年研鑽した後、京都・烏丸五条で独立を果たした『よこい』店主・横井裕史さん。和の趣を大切にしながら瑞々しい発想で旬の素材を生かした料理を構築する横井さんに、お気に入りの食材や尊敬する料理人など、5つの質問にお答えいただきました。
文:川島美保 / 撮影:竹中稔彦
お気に入りの食材は何ですか?
築地『うおがし銘茶』のくき茶です。
東京・築地の本店を構える1931年創業の茶舗。静岡で暮らしている頃、実家がこちらの深蒸し茶を愛用していたので、僕にとって馴染みのある味わいなんですよね。
店では、椀物の前に水出ししたくき茶をお出ししています。
くき茶ならではの少し青々しさのある清涼感と程よい甘み、美しい旨みの余韻が、舌をリセットするのにピッタリ。印象的に提供したくて、赤絵の銚子に入れ替えて、お一人ずつ朱塗りの酒杯にお注ぎしています。
くき茶を始め、商品はすべてオンラインショップで購入可能。
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