東京『日本料理 若林』若林浩次さんに聞く【5問5答】
ミシュラン三つ星店で副料理長として研鑽を積んだ『日本料理 若林』の若林浩次さん。現在は、無農薬で味わい豊かな野菜を主軸にしたコース料理を展開しています。今回は、そんな若林さんに5つの質問を通してお話を伺いました。回答から、「身体を大切にしたい」「自然に寄り添いたい」という若林さんの姿勢が見えてきます。
文:瀬川 慧 / 撮影:土居麻紀子
一番大切にしていることは何ですか。
お客様をはじめ生産者、スタッフなど「人」ですね。関わり合いを大事にしてこそ、人に対する思いや、自分の料理に対する情熱を伝えることができると思っています。
例えばスタッフにしても一人一人個性がありますから、それぞれの良いところを引き出し、良いところを見て調整するようにしています。店の空気がギスギスしていると、お互いにイライラしてしまいますし、せっかく美味しく健康的な料理を作っているのに、不健康になってしまいます。 自分も修業時代は厳しい店にいたので、ついスタッフに厳しく当たってしまうこともありますが、頭ごなしに言うのではなく、1つ1つ丁寧に向き合うようにしています。
この記事は会員限定記事です。
残り:1158文字/全文:1613文字
続きを読むには
無料で30日間お試し※
- 会員限定記事1,000本以上、動画50本以上が見放題
- ブックマーク・コメント機能が使える
- 確かな知識と経験を持つ布陣が指南役
- 調理科学、食材、器など専門性の高い分野もカバー
決済情報のご登録が必要です。初回ご登録の方に限ります。無料期間後は¥990(税込)/月。いつでもキャンセルできます。
フォローして最新情報をチェック!
